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OSがMacintosh系のことを書いております。編集者個人の偏見も含まれますことをご了承ください。

OS9以下のOSについて(クラシック環境のOS9をも含む)

現在のOSXに比べると非常に使い勝手がよく、Windowsとはまったく違ったコンセプトを持ったOSといえると思います。
ただ、ビルゲイツ氏がアップルでアルバイトしていたとされていますので、WindowsはUinuxのX-WindowsやMacOSのGUIの使い勝手の画面に近く設計されているように思います。
WindowsのDOSの画面のようなものは、基本的にはなく(内部ではターミナル的には使用できます)全部GUI(グラフィックユーザーインターフェース)を基本にした、PCを意識しないOSとして独自の路線を歩いてきました。
このOLDMacといわれるOSは最終版は9.2.2のバージョンで終わり、以後OSX上でエミュレートされてきましたが、IntelMacからはクラシック環境でのOS9も排除されています。
OS9の使えるMacintoshは現状では発売されていません。非常に残念なことだと私は思っています。

Macintosh漢字TalkからMacOSへ MacOS(OS9.2.2までの純粋な環境で動くMacOS)は、PC用のOSとしては、はじめから理想的な目標で、開発されてきました。
途中でCPU(センタープロセッサーユニット)が68KからPowerPCを境にプログラムコードをPowerPC専用に切り替えるべく大転換としてアプリケーションメーカーにPowerPCのネーティブコードで動くようなものを作るように要望しています。
ただ、MacOSになっても、逆にあるときまで68Kのソフトも動くように、エミュレーターが組み込まれていました。
MacOS上では新旧のソフトが混在できるようになっていました。
これも、新しいMacintoshを購入してもまだ、古いソフトも使えるような配慮があったことになります。

1社で設計するPCの合理性

 

MacOSの使う側からみた大きな特徴は、MacintoshのPCとOSは1社で考えられハードウェア、OSともPC全体からみた合理的なもので、その間には他社の機器はAppleの指示の元に設計されたと言っても過言ではありません。
そのため、機器の互換性やバージョンによる問題などは、ユーザーから見たら非常に少ないファクターとして見えてきました。
WindowsはBios、マザーボード、CPU、OSとも各社独自の路線で開発され、性能はMacintoshより優れていても、使い勝手やメンテナンスにおいて、Macintoshを超えることは出来なかったのです。
ユーザーから見たMacOSの特徴 MacOSの最大の特徴は、インストールされたOSのシステムフォルダーをコピーしただけでそのパーテーションは起動ディスクとして認識するのです。
インストールしますと「システムフォルダ」というものができます。
このフォルダーだけで、OSとして認識します。そのため、調子のいいときにBackupとして、別のディスクにコピーしておいたら、そのディスクで同じ環境で起動可能になります。
Windowsのように毎回1からインストールなどしなくても、修復が可能になります。
こんな簡単な使用者から見たOSは今まであったでしょうか?
Uinuxなどは使い切るのに、もっと複雑なコマンドを使って構築しませんと、使えるようになりません。
Windowsが複雑なインストールを必要としているのは、作っているパーツメーカーがWindowsのドライバーを必要とした、高性能なものを設計して、かつOSメーカーもマイクロソフトは全メーカーのハードウェアをサポートできる環境を踏まないと、1台のPCとしての機能をカバーできないからです。
当然、マイクロソフトに登録してない部品に関しては、ドライバーディスクを添付して使えるようにする必要があったからです。
Macintoshは一応周囲をAppleの製品で固めているので、当然そのドライバーだけがあれば動くので、インストールの速さ、簡単さはWindowsに負けるわけありません。サードパーティー製の部品だけドライバーがあれば動きますし、なくてもサードパーティーメーカーがアップル互換で動く用に製品の規格をあわせていたものです。
結果 結果、Windowsのほうが普及しましたが、MacOSを手放せない人が多く、特にDTPやデザイン系には印刷との関係でいまだに多くのMacOSが使われています。